
ここまでで、問題の本質が「構造」にある可能性が高い、という話をしてきました。
では、その「構造のズレ」はどこで起きているのでしょうか。
ホームページは1つのページではなく、いくつかの要素が連動して成り立っています。
そして実際には、ズレは1ヶ所だけではなく、複数のポイントで同時に起きていることがほとんどです。
よくあるズレポイント
ここでは、その代表的なポイントを整理していきます。
入口のズレ(検索意図)
ユーザーは必ず「何かを知りたい」「解決したい」という心理状態で検索します。
このときの意図と、ページの内容がズレているとどうなるでしょうか。
たとえば
- 「〇〇を知りたい」と調べている人に対して、いきなり購入や申し込みに誘導する
- 「比較したい」と思っている人に、自社の商品やサービスの売り込みが延々と続く
こういった場合、内容が悪いわけではなくても、「今求めているものと違う」と判断されます。
結果として、読まれることなく離脱されてしまいます。
検索キーワードの裏にある、検索の目的や心理状態と合っているかどうかが重要です。
ページ内のズレ(心理の流れ)
ページに訪れたユーザーは、いきなり申し込みをするわけではありません。
- 悩みを確認し
- 自分に関係あると感じ
- 内容を理解し
- 信頼できるかを判断し
- その上で行動します
この心理流れのどこかが抜けていたり、順番が崩れていたりすると、途中で離脱されてしまいます。
たとえば、
まだ自分に関係あるのかが分からないのに、商品やサービス説明をされる。
説明はしっかりしているけれど、実績や事例がなくて不安が残る。
こういった状態です。
「ちゃんと作っているのに反応がない」と感じる場合、ここでズレているケースがよくあります。
行動部分のズレ(CTA)
行動直前の段階でも、ズレは起きます。
たとえば
- 申し込みボタンがどこにあるか分からない
- フォームの入力項目が多すぎる
- 電話番号や細かい情報をいきなり求められる
- 申し込んだ後にどうなるのかが分からない
こういった状態だと、興味があっても行動を躊躇してしまいます。
ページは読まれているのに申し込みがないという場合は、この部分でのズレが疑われます。
導線全体のズレ
ホームページは、1ページで完結する訳ではありません。
ユーザーは複数のページを通じて、
理解→比較→判断→行動
と進んでいきます。
このときに、進んで欲しいページに正しく案内誘導できていないと、申し込み画面までたどり着いてもらえません。
別ページに流れてしまい、本来見てほしいページに、そもそも導かれていない。
といったケースも少なくありません。
まとめ
ここまで見てきたように
- 入口
- ページ内
- 行動の直前
- 導線全体
このどこかでズレが起きていると、ユーザーは止まります。
そして重要なのは「どれか一つ」ではなく、複数が重なっているケースがほとんどだということです。
改善しても効果が分からない、こう感じている場合、どこか一ヶ所ではなく、複数のズレが絡み合っている可能性があります。
ではそのようなズレを、どうやって見つけることができるでしょうか?
続く部分で確認してください。
第4章:
ズレをどうやって見つけるのか
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